M&Aコラム

M&A成立までの流れは?【3】

こんにちは、北海道M&Aセントラルグループの藤田です。

本日は「M&A成立までの流れは?【3】」についてお伝えしていきます。

 

北海道M&AセントラルグループTOPページ の中段にて、

M&A成立までの流れの概要を記載させて頂いております。

 

先日【2】についてお伝え致しました。

参考:

M&A成立までの流れは?【1】

M&A成立までの流れは?【2】

これらの続きとなります。

 

4、買収意向表明書の受理

譲渡事業に関する理解を深めた上で、譲受の意思がある企業様が現れた場合、

「買収意向表明書」を提出していただきます。

その内容には、おおよその金額レンジ(この段階では明確な譲受金額を明記しない場合が多い)や、

従業員雇用継続の意思、その他経営者のロックアップに関して、

株式譲渡の場合はその割合、買収資金の調達に関してなど、

基本的な譲受の方針について書いたものとなります。

こちらをいただいた後、売り手様がその条件におおよそ同意した場合、

より詳細な譲渡事業に関する情報に関して、双方の認識合わせ、質疑応答を開始します。

 

5、双方の基本合意書の締結

トップ面談(代表者同士が実際に会ってお話しをする場)、

会社現地の見学などを行った後、本格的な売買価額や、その他の条件交渉を行っていきます。

その上で、合意に達した場合「基本合意書」を締結致します。

基本合意書は、お互いが合意した売買価額、ロックアップ、従業員の処遇、最終契約書締結までの期間における禁止事項など、

お互いの認識、意思を確認するためのものとなります。

法的拘束力は無きにせよ、最終契約に向けて足並みを揃えていく意味での合意書となります。

 

 

次回に続きます。