こんにちは、北海道M＆Aセントラルグループの藤田です。

本日は「どのような会社が譲渡先になりうるのか？」についてお伝えしていきます。

これから事業承継、事業譲渡を考えておられる会社様においては、

どのような相手先が、実際のM＆Aの候補になるのか、なんとなく漠然とされているかと思います。

譲渡先を知ることで、現在の経営の方向性の一つの参考としていただければと思います。

１、上場企業

上場企業は、常に株式価値を高めることに余念がありません。売上数字、営業利益の追求に余念がなく、

そのためにM＆Aを活用した企業価値の向上を目指していきます。

ですから、上場企業はM＆Aに積極的となり、中小企業にとってすると一つの株式譲渡、事業譲渡における候補先となります。

２、上場を目指している企業

上場審査の基準として、ある程度の数値的な基準があり、それを満たすためにM＆Aを実行することがあります。

より高い成長角度を追求した結果、M＆Aで事業規模の拡大に拍車をかけさせるということになります。

３、同業企業

おおよそ、事業の成長を目指すというと既存事業の拡大をイメージされるかと思います。

例えば同じマーケット（商圏）の中でシェアを拡大しようとするとき、

同業他社とパートナーシップを組みたい、といったニーズがあります。

また、特定のエリアでシェアを獲得した事業において、そのノウハウを活用し他のエリアでのシェア獲得を目指し、

そのエリアを拠点とする企業を買収するといった形です。

例えば人材、取引先などの資産に対しての魅力を感じて買い手がつく事例があります。

４、異業種企業

時代の移り変わりが激しい現代において、多角化経営は一つのリスクヘッジとなります。

新規参入のためにM＆Aを実行し、ノウハウと取引先を一挙に手にするという形がございます。

また、異業種でありながらシナジーがある

（宿泊事業を営む会社が、清掃事業を営む会社を買うなど（宿泊現場での清掃にシナジーがある））

といったケースがあります。

北海道内、札幌市内においては、特に同業企業の買い手候補が多くいるのが現状です。

特にシュリンクしているマーケットにおいては、大部分のシェアを獲得している企業が、

小部分のシェアを獲得している企業を買いたいというニーズは尽きません。

シェアを獲得している企業はそのサイズが理由で効率的な経営が実現できており、

小規模の企業が実現できないサービスを実現しているなど差別化を図ることができ、

結果小規模企業が将来にわたって事業の成功を見込めないなどの判断から、

事業譲渡、株式譲渡が実現しているケースが多々ございます。

当社は札幌市内、北海道内のM＆Aニーズを汲み取り、圧倒的な買い手企業様からの希望条件をデータ化しております。

是非、会社譲渡や事業譲渡が気になる、という経営者様、

お気軽にご相談くださいませ。

本日は以上です。