こんにちは。北海道M&Aセントラルグループの藤田です。
私たちの使命は、札幌市を拠点に北海道全域の中小企業様、
そして経営者様に対しM&Aのあらゆるスキームを用いた最適なご提案をすることです。
とはいえ、譲渡主様としての立場のみ見ていると、M&Aの全体像を見失うことがございます。
「当社とパートナーシップを組む会社様はどのようなお考えだろう」
「なぜ当社を、引き継ぎたいと考えたのだろう」
「当社を受け入れることに対してどのように見ているのだろう」
こちらのコラムでは「譲受主」様サイドから見たM&Aのメリットを複数回に分けてお伝えして参ります。
【譲受側】M&A活用のメリット
1、スケールメリット
譲受主様の大きなメリットの一つ、それは「規模の拡張」です。
これは同業の場合、多く見受けられる事例です。
例えば、小売店だとわかりやすい事例です。
スーパーを全国展開している小売店が、地場の複数店舗展開している中小の小売店の事業譲受を行うケース。
自社で店舗を増加させていく手段もさることながら、
M&Aを活用し、事業譲受を行うことで、一挙に店舗を拡張できるということも考えられます。
また、譲渡企業と譲受企業の事業におけるターゲットのレイヤーが異なる時では
(例えば顧客の年齢層が低い場合、高い場合)
自社では抱えていなかった顧客獲得を実現できることも挙げられます。
スケールメリットは、青天井の場合(店舗の数などに制限がない場合)有効に働きますが、
天井が決まっている事業にも当然ながら有効に働きます。
例えば、病院におけるM&Aです。地域に応じて、病床数はある程度上限が決められています。
(地域に応じて偏った病床数になることを避けるため)
ですので、北海道においても、医療法人同士のM&Aは活発化しています。
多くの病床数を得るためにM&Aで他の医療法人の割当病床を獲得するという狙いです。
北海道内の医療業界においては、札幌市のみならずエリアをまたいだM&Aも成立しております。
スケールメリットを考えている譲受主様を、当社は数多くご提案先として保持しております。
M&Aのご相談は、北海道M&Aセントラルグループへお気軽にどうぞ。
以上、譲受側のM&Aのメリットの一つ目、「スケールメリット」でした。