リグアは子会社のヘルスケア・フィット(大阪市)を通じ
芙蓉総合リース傘下で金融関連サービスのアクリーティブ(東京都千代田区)から療養費早期支払いサービス事業を取得することを決定した。
主力顧客である接骨院を対象に資金繰りを支援するという。
取得価額は直近の営業貸付残高推移を踏まえ4億円程度を見込み、取得予定日は2022年7月1日になる。
リグアは2018年5月にヘルスケア・フィットを子会社化し、接骨院などの事務負担の軽減を目的とする療養費請求代行事業を開始。
接骨院が健康保険組合などの保険者に対して療養費を請求してから入金されるまでに3カ月程度を必要とする。
このため、早期に資金を必要とする接骨院に対し、これまでアクリーティブが手がける療養費早期支払いサービスを利用していたものの
事業そのものを傘下に取り込むことでワンストップサービスの提供が可能になるという。