ラクスルは、物流プラットフォーム「ハコベル」事業をセイノーホールディングスに譲渡することを決定した。
当該事業を会社分割して新設会社「ハコベル」(東京都品川区)に承継したうえで、セイノーHDに対する新設会社の一部株式譲渡と第三者割当増資を行うという。
一連の取引により、ハコベルの持ち株比率は過半を下回る49.9%となり、セイノーHDが経営の主導権を握る形となる。
譲渡価額は非公表であり、株式譲渡、第三者割当実行日は2022年8月8日になる見込み。
ドライバーの時間外労働の上限規制が導入される「運送業界の2024年問題」などを控え、ハコベル事業を合弁運営とすることで、
効率的な物流ネットワークの実現や業界全体の課題解決に繋げることが目的。
ラクスルが分割するハコベル事業の直近売上高は29億3000万円であった。