エービーシー・マートは、セブン&アイ・ホールディングス傘下で総合スポーツ用品販売
オッシュマンズ・ジャパン(東京都千代田区。売上高38億2000万円、営業利益△5億3600万円、純資産700万円)
の全株式を取得し、子会社化することを決定。
シューズ事業を中心に「ABC‐MART」店舗網を拡大しているが、新分野としてキャンプなどのアウトドア領域や
ランニング、フィットネス関連のウエア、グッズへの展開を検討していた。
オッシュマンズは現在、東京7店舗、神奈川、愛知、大阪に各1店舗の計10店舗を展開中。
取得価額は非公表で、取得予定日は2022年3月1日という。
オッシュマンズ・ジャパンは1983年に米国OSHMAN’S SPORTING GOODS INC.とイトーヨーカ堂が業務提携。
当時のイトーヨーカ堂グループのスポーツ分野の専門店業態を担う関連会社として1984 年12月に発足し
その後、2012年3月にセブン&アイHDの子会社となっていた。
近年はオッシュマンズの経営再建を支援してきたが、グループ内の経営資源だけでは限界があると判断。