アララとバリューデザインは14日、6月1日に経営統合することで合意したと発表。
両社が手がけるハウス(自社専用)電子マネーによるキャッシュレスサービス事業の持続的成長を目指すという。
アララは33.26%の株式を持つバリューデザインの筆頭株主で、株式交換を通じてバリューデザインを完全子会社化へ。
統合後は共同持ち株会社への移行を検討するという。
株式交換比率はアララ:バリューデザイン3.2で、バリューデザイン1株にアララ3.2株を割り当て
バリューデザインは東証マザーズへの上場が廃止になる。
アララが提供するハウス電子マネー「point+plus」はスーパーマーケットなど流通・小売業を中心に186社に導入されており
年間約2200億円の決済実績がある。
一方、バリューデザインは「バリューカードASPサービス(Value Card)」を中心にハウス電子マネーを展開。
飲食チェーン、スーパー、ホームセンターなど827社に導入され、年間決済額は7500億円規模である。